ミノタウロス
ピカソ『ミノトーロマシー』銅板画
前回のOPの録音を聴いて、おぞうたまの迷宮の話にグッと引き込まれた。
『迷宮』これを神秘だと感じたその先に、ミノタウロスの話が出た。
とっさにピカソの『ミノトーロマシー』を思い出した。
ミノタウロスが光を持った少女にグッと手をのばしている。
両者の間には多くの残骸が横たわっている。恐ろしい。。。
けれど、救いは少女の澄んだ瞳に映るミノタウロスの存在だ。
ミノタウロスは、何を求めているのだろう。。。
おぞうたまはこのミノタウロスがゾーエ、生きんとする意志、
生命の根源力であることを話してくださった。
迷宮こそが光への道案内。
迷宮の中心点で出会う。これに直面する。
そして、迷宮の出口へと大きく存在状態をシフトする。
自分の中に流れる大地の血の感覚に触れようと、身体でこれを感じ取る感性を学ぶという。
おぞうたまから沢山の言葉が語られた。
迷宮、そして、ミノタウロス。
私たちの道は、秘められた迷路のようで、ミノタウロスこそが底なしの恐怖だ。
しかし、そこにこそ何かがある。
光をもたらす少女にはマリア空間が常にある。
彼女はそこで、ミノタウロスと出逢い、まさに眼前でこれに直面するのだ。