神の国
今こそ、問われなくてはならない。
私たちの目は何に向かっているのだろう?
おぞうたまはハッキリとおっしゃった。
「この道は、死が意味をなさなくなる次元への移行だ。」
ヨハネ書にある聖句を挙げられて語ってくださった。
「~生きてわたしを信じる者は永遠に死ぬことはない。
たとえ死んでも生きる~
これが、この道の真骨頂だ。」
不死の世界。それがこの道の神の国。
この道を歩むのは、愛する者たちの死が幾たびも起きようとも、
ビクともしない次元を望むからだ。
この世は死が主軸で出来ている。
この世の生は、死ありきで生まれている。
病気、貧困、不和、それらがないこの世の幸せを生きても、
最後には死が待ち受けている。
どこまでいっても、私のすべては死から逃れることはない。
この私が、この世の次元を超えるには、
ナザレのイエスさまの愛によって結びついた互いが、
彼の愛によって愛し合うことでしか為し得ない。
この愛。。。
この愛は苦悩から生まれる。
愛があるから苦悩する。
苦悩を苦悩として認識する者は、神の国を望む。
神の国に真っ直ぐ目を向ける者たちは、
もうすでにナザレのイエスさまの愛によって互いに愛し合っている。
まさに、ナザレのイエスさまとのコミュニオンこそが入り口だ。
この入り口から入る者は、
幾たびも訪れる苦悩、この目覚めの為のゆらぎの世界にあっても、
平易に生きる。
それがこの道なのだ。
あなたは、おぞうたまのおっしゃる、この神の国を求めますか?