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~ナザレのイエス~

2019-03-16から1日間の記事一覧

回想7

試験 その後、次男は一般の試験を受けることだけは変えなかった。迷ってはいたが、面接で絵を持っていき、 試験官に見せることだけのために受験すると決めたようだった。学力試験当日を、3年生の11月から全く勉強せずに迎えたあの子が どれだけやれるのか分…

回想6

卒業 次男は相変わらず学校を休み、絵ばかり描いていた。 一度は自分で出した鼻血を絵の具代わりに絵を描いては面白がっている様子に、 このこは大丈夫かしらと本気で心配になってしまっていた。 それでも、朝は必ず本人が学校に電話し、休むことを伝えるこ…

拝啓 ナザレのイエスさま

今日は昨日の場、この世の外側から見たときの、ナザレのイエスさまと教授が重なりあうことと、私は存在を持っていてもイエスさまと一つになることはないなどの違いを知りました。おぞうたまは全体であり、私はパーツ(彼の体の一部)その違いは分かるけれど…

イマジネーターはわたしだ

イマジネーターが、この世の君である時、ここは今のまま。何も変わらない。最後は死のみ。~イマジネーターが、わたしである時、ここは神の国となる。~あなたがイマジネーターであることを知らなくてはならない。~命を置きなさい。~わたしに命を預けなさ…

歓喜の大合唱

”全体である” 羊たちはおぞうたまの言うことを聴く。 しかし、その羊たちすべてとして光を受け、 歓喜に打ち震えるのは、”全体”である。 沢山の光のタマたちがそこに集結し、 天からも地からも歓喜の声が荘厳に鳴り響く。 全身が耳となり、その耳をそばだて…

回想5

2/19 娘は、教官のおじさんが怖かったらどうしよう、怖いわぁ。。。と言いながら自動車学校に出かけた。娘には娘の悩みややることがあって、その世界で生きている。長男は今だ部屋で寝ているのか、何しているのか、彼には彼の世界があって、次男には次男の世…

回想4

まったく意外な展開だった。私も次男も、今の状況に辟易し、もう投げやりで自暴自棄の状態にあった。今さら校長先生に会って話をすることなどあるのだろう?そう思いながら戸惑っていると、おぞうたまが、「せっかく校長先生と話ができる機会が持てるのだか…