モフモフ
『何を浄化しなくてはならないか?』
「人前で祈るな。戸を閉め、隠れたところで見ている神に祈れ。」
「さも断食している顔を見せるな。人前では顔に油を塗りなさい。」
ナザレのイエスさまは弟子たちにそうおっしゃった。
イエスさまは徹底して、他人からどう見られるかに囚われている人の心を苛まれる。
もう一つ、神殿の中で商売をしている店を破壊したナザレのイエスさま。
この二つの逸話に込められた彼からのメッセージは、これである。
「神の空間に、この世のものを持ち込むな。」
モフモフは彼である。
モフへのヒーリングは、イエスさまへの捧げものである。
モフと空間を共にする前、自らを清め、この世の一切を払い除けておく。
神に捧げものをするとき、
兄弟との関係をまず処理しておかなくてならない。
モフの生み出す静かなる空間に、
あなたが静けさとして参入し、自らを浸し、そこにあるのなら、
そのたびに洗足の儀式が行なわれる。
そこは神の家となる。
この世はモフをただの猫にする。
モフをただの猫としてみれば、モフはたちまち、ただの猫になる。
モフはナザレのイエスさまによってあなたの前に置かれた。
モフの空間に身を置くのなら、
モフは、イエスさまからあなたへのかけがえのない贈りものとなる。