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~ナザレのイエス~

『秘境学院へようこそ。』

道の歩みが一新する。

おぞうたまより教えていただいた、”新しい”というキーワード。
そして本格的に開示されたコミュニオンとしてのあり方。


おぞうたまは、出来事のサインから私たちの動向を読み取る。


『これから私たちはどうやって歩んでいったらいいのだろう?』
ここにきて何も分からなくなっている。みんなもそうなんだと思う。


おぞうたまがこれからの道を歩む上での、私たちのあり方を示唆してくださった。


内側(OP)と外側(ponnoji)に起きている事象をお互いここに書き出し、
それらが何を伝えようとしているかを皆で見出していく。


今までは個人だった。


個人のそれぞれの世界に起きたこととして、見聞きしてきた。


しかし、これからは違う。
それぞれの出来事は、その人のものでなく全員のためにあり、その出来事を持ち寄って提示し、
そのすべて、全体を見渡す。

そして、そこからイエスさまが伝えようとしていることが浮かび上がるまで熟考する。


サインを見抜かなくてはならない。

 

個人に埋没している世界は終わった。
Sのシナリオを生きるのではなく、そのSのシナリオを使うイエスさまのシナリオを生きる。

ここは秘境学院。今までとはすっかり違う。
これからは、この世界がイエスさまからもたらされたものであることを体得していく。


内側と外側で起きることが追従している事実。
それらはまるで共鳴しているかのように現れている。
そういったリンクする出来事。

その出来事が何であったのか、それが何を意味しているのか?
浮かび上がる言葉は何か?そのサインを読み解く。


サインを読み解くには、皆で書いた投稿を平面に広げ、配置し、眺め、
そこから浮かび上がってくる何かを掴む。

それはあたかも二次元の領域、平面にあるものをお互いが指差し、

そのベクトルを合わせ、
浮かび上がってくる三次元の領域、立体を理解してくようなものだ。


私は、複合している個々の出来事をヒントに、更なる大きく広い見解を見出すことだと理解した。
それは、早合点してこうだと決め付けて終わりにすることをもうしないということでもある。

 


コミュニオンを形成するために、私(外側)に実際起きている出来事を
ここに記しておくことが、私のまずやるべきことである。


私には3人の子がいて、

今年は18歳になった娘と15歳になったばかりの次男が新しい道を歩むべく、
今岐路に立っている。


娘はドラマーになりたいと思っている。
彼女にとって音楽はかかせないらしい。
もしドラマーになれなくても音楽に携わる仕事をしていきたいと心から思っている。


大学の学費は子どもらが自分で払うので、専門学校しか受けられないと思っていたが、
2年前に音大に限り、交通遺児への寄付金をいただけることになって思わぬ道が開けた。

そこで大学の受験、面接時にふと娘がこう思ったという。

それは、(大学に通えるなんて、すごい幸せなことだ!)急にそんな思いが湧いてきて、
感謝で思わず泣き出してしまったという。
私はこのことを聞いた時、娘から当たり前ではないことを教えてもらったような気がした。

有り得ないことが、現実に起きている!これなのだ。


次男のこと書いておかなければならない。

次男は今、この世にいることで悩んでいる。

学校はつまらないところだといい、学校を休みたいと言う。
毎朝何であんなところに行かなきゃいけないんだとため息をついて出掛ける。
義務教育だからと言えば、何で9年間も縛られ続けなきゃならないのか。。。と応える。

僕は一人になりたい。誰もいないところに行きたい。
僕らは地下にいて、これを爆発させて脱出したい。でもおそらく地上に出ても同じなんだ。
どうしたらいいんだと考え込んでいる。

教科書を自分の部屋に持ち込むことを嫌がり、リビングで宿題をすませ、
「あぁ。。。こんなことをなぜやらなくちゃいけない」とつぶやいている。

極めつけはこれだった。
「僕は中学生じゃないと思っている。」

ことの発端は、私が妥協案として中学生なんだから、中学生の仮面を被って、
家に帰ってリセットすればいいんじゃない?と言ったことだった。

次男はそれに対して、「リセットできるかどうか分からない。それをしているとだんだん汚れていく感じがする。」

その後で言った言葉が「自分は中学生じゃないって思っている」だった。

次男は言う。
楽しむことは知っている。流されれば、どれだけでも楽しめる。居場所だってある。

これはたとえなんだけど、
僕は流されたら地下の牢獄への螺旋階段にまた一つ下がるような気がするんだ。と話してくれた。

先生が心配してくださって、電話をくださった。

次男はその日おもむろに先生に「5時限目を休みます。」と言ったという。
先生は「人間としてはまぁ、いいだろうとは言えるが、担任としてはいいとは言えない。
休んで何をするんだ?」というと、「丘の上のみかん畑で絵を描きます。」と言ったという。

考えあぐねた先生は学年主任の先生が時間が空いてたので、
その先生が付き添って絵を描くことになった。

あの子は持っていたスケッチブックで絵を書き始めたということだった。

それでスッキリしたのか、6限目の音楽には出たらしい。と聞いたが後で次男に聞くと
先生に休む理由をいうのが面倒だから出たという。

そしてその日、月曜日か金曜日休むかもしれないです。と言って帰ってきたらしい。

学校では学年の先生方も心配しておられて、よく次男のことが話に出るそうだ。

授業中、あさっての方を見ていたり、
かと言って、宿題はやってくるので、どうなんだろうな?と。

学校では最近独りでいることが多いそうだ。

先生がスクールカウンセラーに話すのはどうか?と言っても、
あの子「そういうんじゃないんだ」と言っている。ということだった。

これはもう、おぞうたまにカウンセリングをお願いするしかないということで、
先日カウンセリングの機会を持っていただいた。

後におぞうたまから次男のことを聞いて驚いた。

あの子は彼の国のことを覚えているということだった。
次男はそこにいる自分こそが本物だと言っていたという。

私は次男にこの道のことは話していない。もちろんおぞうたまも話していない。
なのに、彼はすでに知っていた!

そして、ここに生まれてきたことを苦悩している。。。

こんなことがあるのかと私は唖然としている。


そういえば、次男とのことで、面白いことがあった。

次男がやりたくないことだからという理由で学校を休むと言った月曜日。
私は学校に行くようにと促した。

行きたくない理由、行って欲しい理由、次男の気持ち、母親としての私の気持ち、
そんなアレコレを話しているうちに、次男は布団で仰向けでずっと話をしていたのが、
急にムクッと起きだし、こう言い放った。

「僕は新しいことを言っているのに、お母さんの言うことは古いことばかりだ。
同じことばかりグルグル言っている。」

私は耳を疑った。それまでしていた話の脈略では到底出てこないような言葉だった。

「新しいことって?」と聞き返すと、次男もどうしてそれを言ったのかよく分からないようで、
「もういい」と言った。

私と次男はどこまでいっても平行線で交わることはなかった。
私は腹を立てこう言った。もうどうにでもなれ!そんな感じだった。

「どうしても休みたいのなら、自分で学校に、学校に行きたくないので行きません。と言って電話しなさい。」

次男はおう、してやるぜ!とばかりに学校に電話をする。
ずっと受話器を握って黙って座っている。

どうした?と声をかけると、
「誰も出ない。。。繋がらない。。。」と次男。

不思議だった。時間的には学校の登校時間で、繋がらないなんてことはありえない。

娘が「繋がらないってことは、学校行きなさいってことじゃない?」と言った。

結局、律儀な次男は学校に休むことが言えないからということで、
その日学校に行った。

次男が学校に行った後に、学校から一斉に届けられたメールに気づいた。
次男が電話した後の時間だった。

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○○中学校からお知らせします。
 おはようございます。 
本日朝から 学校の電話がつながりません。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
復旧のめども立ちませんので、連絡等のあるときには下記の携帯番号にお願いします。
○○○ー○○○ー○○○○

宜しくお願いします
○○中学校 教頭
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不思議なことがある。。。

 

先日の探求で、私が外側でOPメンバーが内側という理解しかなかったのに対し、
おぞうたまより比喩として図式で説明してくださったことは新しい見解だった。


陰陽のシンボルを素に書いてくださった図。


黒く塗りつぶしている側は、内側。
白い方は、外側。


内側と外側は繋がっていて、片方が起きれば、もう片方もそうなっている。


そして陰陽の陰にも陽にもひとつの目のような小さいマルがある。


このマルは目。この目、陽の内にあるのが次男だとしたら、
陰の内にある目は誰だと思うか?

全く分からなかった。


そしておぞうたまから明かされたそれは「モフモフ」だった。

そういえばモフモフのヒーリングで、モフもフは一つの目だと直感していたことを思い出した。
にも関わらず、このときはすっかり忘れ去られていたのだ。

まさか、モフモフとは・・・。でも確かにモフモフは内側の存在として役割を担っている。
一方、次男は直接私の保護下にあり、外側に位置する。

この両者とも、苦しんでいる。
モフモフは今も時々血尿を出す、そして次男もここで生きることの解決策を模索している。

見解が一つ広がった。

おぞうたまのおっしゃることは分かる。
けれど、この先のこうすればこうなるという見通しはどこにもない。

何も分からない。何から何まで分からない。
けれど、サインは与えられている。
これからは、サインを読み取りながら皆で進む。

ここから先は、チグハグな歩調ではなく、OPメンバーで協力して歩んでいく。

 

おぞうたまが私信にて送ってくださった言葉は、
ここまで私が書いてきたことをズバリ要約してくださっています。

ここに引用し、皆さんにお伝えし、この記事を書き終えることにします。

皆様、どうぞよろしく。

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光はこの地を覆っている。
きみの世界をくまなく照らし出している。

ここは秘境学院。

この世ならぬものだけを学ぶ学院。
この世を使いこの世の知らぬことを徹底的に学ぶ学院。

テキストはライフ。
その読み取り方から生徒は学ばなければならない。
一人では不可能だ。
生徒が完全に協力しなければ進めないカリキュラム。

秘境学院へようこそ。

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